あなたの感覚の凸凹について知ろう

感覚統合
micoco
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『感覚の凸凹』という言葉。発達障がいの認知度が上がり、よく聞くようになったと思いますが、実はその凸凹は誰にでもあるんです。自分自身の感覚について考えてみませんか。

五感って聞いたことありますよね。視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚のことです。その他にも人間の外の世界を捉えるために必要とされる感覚はあります。(詳細はまた今度)

最近よく発達障がい、グレーゾーンなどの言葉とともに、『感覚の凸凹』という言葉もよく聞くようになったかと思いますが、その『感覚の凸凹』は誰にでもあります。つまり感覚の感じやすさには個人差があるのです。その敏感さ、鈍感さに良し悪しはなく、個性の1つであると考えられます。でも発達障がいと言われる人の中には、生活に支障が出てしまうほどの凸凹を抱えていることがあります。そのような人たちを理解する上でも、まずは自分の感覚の特徴を知ってみるのも面白いかもしれませんよ。

目次

  • 人によって心地よい感覚は違う
  • 感覚の過敏さ、鈍感さとは
  • まとめ
1.人によって心地よい感覚は違う

心地よいと思う感覚は人によってかなり違いがありますよね。家族内でも、友達同士でも、好みの違いを感じたことがあるのではないでしょうか。

例えば…

  • ジェットコースターが好きな人、苦手な人
  • ライブやお祭りが好きな人、騒がしい場所が苦手、人ごみが苦手な人
  • じっとして行う作業が得意な人、苦手な人
  • カフェで勉強がはかどる人、静かな図書館の方がはかどる人
  • リラックスの方法が音楽を聴いてリラックスする人、綺麗なものをみてリラックスする人

これらは全て「感覚」が関係していると考えられます。私たちの行動や好みには、感覚の心地よさ(敏感さや鈍感さ)が影響しているのです。これは脳の処理の仕方によるものなので、無理に変えることはできないのです。(脳の成長とともに苦手さが和らぐ場合もあると思います)

先ほどの例に関連していると考えられる感覚の一例を書いてみると以下のような感じです。

  • ジェットコースターが好きな人、苦手な人(前庭感覚)
  • ライブやお祭りが好きな人、騒がしい場所が苦手、人ごみが苦手な人(視覚、聴覚、触覚)
  • じっとして行う作業が得意な人、苦手な人(固有受容感覚)
  • カフェで勉強がはかどる人、静かな図書館の方がはかどる人(聴覚、固有受容感覚)
  • 音楽を聴いてリラックスする人(聴覚)、綺麗なものをみてリラックスする人(視覚)

視覚、聴覚、触覚はよく聞く言葉で想像しやすいですよね。固有受容感覚、前庭感覚は初めて聞く人も多いのではないでしょうか。これは説明すると長くなりそうなので、今度改めて投稿しますね。

ちなみに私はというと、星空や自然、綺麗なものを目で見てリラックスすることを好み、ごちゃごちゃした物を見るとソワソワ、イライラする、視覚からの影響を強く感じます。どちらかというと視覚の過敏さがあるのかもしれません。この感覚の過敏さ、または鈍感さについては次の項目で説明します。

2. 感覚の過敏さ、鈍感さとは

みんな顔が1人1人違うように、外から受け取る感覚も、それを処理するパターン(感覚過敏、感覚回避、感覚探求、低登録の4つのパターンがあると言われています)も人それぞれです。つまり感じやすさ、感じにくさにも個人差があり、その捉え方によって現れる反応も様々だということです。感じやすいことを過敏、感じにくいことを鈍感と言います。

過敏さがあれば、弱い刺激でも強い刺激のように感じる

鈍感さがあれば、強い刺激でも弱い刺激のように感じる

例えば視覚過敏の人は、外に出ると光が眩しすぎて目が開けられない、人混みでは目からの情報が多く入りすぎて怖さを感じる、といったことがあります。(感覚過敏)これは視覚の過敏さが影響していると考えられ、そのような場面を避ける傾向もあるでしょう。(感覚回避)

また前庭感覚の鈍さがあると考えられる人は、ブランコやジェットコースターが好きで前庭系の強い刺激をガンガン入れたくなる、ということもあります。これは鈍い感覚をさらに求める傾向であると言えます。(感覚探求)

また痛みを感じにくい、周囲の変化に気づきにくいなど、常にぼんやりとしているような人は感覚の鈍感さがあり、その薄い感覚を求めることもしない場合もあります。(低登録)

このように、ある感覚の感じやすさ、その感じ方によって現れる反応が人それぞれなのです。

3.micocoまとめ
  • 感覚の凸凹は誰にでもある!(良し悪しではない)
  • 感覚の凸凹が生活に影響が出るレベルの人もいる。
  • 感覚の敏感さ、鈍感さがあり、その感じ方によって処理の仕方にもパターンがある。

あなたの感覚の特徴が何となくわかりましたか?ある程度の過敏さ、鈍感さは日常生活に支障をきた差ないレベルだと思いますが、これが学校生活、仕事、家庭の場で影響が出るほどの凸凹を抱える人もいます。そのような方への理解が少しでも広まれば、助け合える、理解し合える社会につながるかもしれませんね。

実はうちの子も過敏さがあり、肌触りに好みがあって着られる服が少なく、新しい服を買っても着る前から「イヤ〜!」と泣かれる日々にイライラしたり、スリッパの中に砂が入る、納豆のネバネバが手についただけで大騒ぎということに悩まされていました。(他にもエピソードは多々あります)感覚の過敏さについては作業療法士として理解しているつもりでしたが、我が子となると専門家目線ではなくなりますね…!成長とともに落ち着いた部分もあり、だんだん「そういう感覚の世界なんだもんね。しょうがない!」と割り切れるようになってきました。今では「逆にその鋭い気づき、すごいよ!何かのスペシャリストになるんじゃないか!」なんて思っています(笑)

micoco
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今日の一言「人は1人では生きられない。」ではまた。

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